opinion11 考心「NO11」掲載

 (1)2002年11月3日の講演会についての感想をお書き下さい。また、(2)会に対するご要望、ご意見などありましたらお書き下さい。

 ◆鈴木泰彦さん 59歳
 (1)今回は講演者も多く、内容の充実した1日でした。南淵先生はじめ、講演者の皆様のお話を通じて、医者を選ぶことの重要性を痛感しました。私達の場合、身近に大和成和病院があったことは本当に幸運であったと思います。
 ◆小山英夫さん 69歳
 (1)考心会には初めての参加ですが、まずは出席者の多いことに驚きました。会員全ての方が南淵先生の手術の恩恵に浴された方かどうか分かりませんが、いずれにしても南淵先生の正直ありのままの講演には、一人の患者としてさらに信頼できる先生であることを再確認させられました。
 ◆中村享美さん 33歳
 (1)患者自身が自分の体調の変化などに常に敏感でいることは、命を守る意味でもとても重要なことだと思いました。
 昔は「お医者さまにすべてお任せ」的な考えが患者の意識の中にも多かったと思います。でも医者にも治せない病気はいくらでもあります。自分の主治医が技術的にうまい医者ならそれもいいかもしれませんが、そうでない場合は命を縮めてしまうことにもなりかねません。医師によってはエコーや心電図の検査結果を聞くと「大丈夫、変わりないよ」の一言で終わる人もいますが、「何が大丈夫なの?」と思うこともあります。 
 患者は自分の心電図の見方なども覚えたほうがいいと思いました。幸い私の主治医はおおまかなエコー写真の見方、心電図の波形の見方を教えてくれますので助かります。
 医療過誤の話もとても興味深かったです。解剖はどこへ依頼するかなど今まで知らなかったので驚きました。ただ実際にこういうこともしなければいけないということは、その医者と信頼関係が築けていなかったということになりますから、とても悲しいことだと思います。
 (2)藤沢市民会館以外での開催は出来ないのでしょうか? 相模原市のグリーンホール相模大野は駅からも近いし便利だと思いますが、いかがでしょう?
 ◆士志田信子さん 28歳
 (1)今回初めて講演会に参加させていただきました。情報が多様化している現在、医師の能力を患者側で見分ける力が必要であると思いました。公開手術はまさに画期的だと思います。
 ◆佐々木秀玲さん 63歳
 (1)日常の生活では埋没してしまう5分間。この5分が南淵先生との出会いを与えてくれました。K大学病院で5分遅刻して2次検査を拒否され、鬱々と過ごして4ヶ月。突然の発作に新聞記事の記憶を頼りにした電話。一介の急病人に対してこれまで見聞したことのない先生の温かい迅速な治療を受け、九死に一生を得て4年になります。今日も先生の口から滑らかに出る「医者にとって患者はお客様」「患者へのサービス」など、どれほど他の病院で実践されているでしょうか。医療のオープン化、医療のハイグレード化に向けた先生の理念が多くの病院に広がることを期待しています。
 ◆中島和三郎さん 75歳
 (1)週刊朝日の記事、朝日新聞のエッセイ共に切り抜いて、周りの者に見せて「この先生に手術をしてもらったのだ」と自慢しています。マスコミに取り上げられることの多い南淵先生は、日本医師会の舵取りに迎えられるのでないか、そんな気がします。南淵先生は権威の側に立つのは性分ではないかもしれませんが心電図の話は大変興味深く拝聴しました。
 富家先生の話はざっくばらんで小気味よく聞きました。医師の世界の進路を変えていく先生の一人であると思い、ご健闘を祈ります。松井さんのお話しは、ガンと人のタイプ、化粧と皮膚ガン、電磁波と白血病など、大変ためになる話でした。
 (2)役員の皆様のお骨折りに深く感謝申し上げます。
 ◆平田貞夫さん 65歳
 (1)レジメまたは関連資料が欲しかった。(混雑がひどく心臓に悪いので貰わなかった)。松井先生の話に関連ですが、今年の3月に食道ガンを宣告され、4月に内視鏡治療、転移のため6月に抗ガン剤治療を受け、現在ではガンは消えたと診断されています。これもバイパス手術を受けたために度胸がついたことによるものと考えています。ガンは体質でも気力で治せると信じています。
 ◆信田尚也さん 62歳
 (1)医療情報の公開、医療技術の向上にチャレンジしている南淵先生のお話が良かった。心電図や「ガンにならない体質づくり」の話も参考になりました。
 (2)講演会は最新の医療情報を聞けるため、毎回楽しみにしています。ぜひ継続してください。
 ◆大渕 昇さん 70歳
 (1)富家さんのお話は大変面白かった。時間が短かったのが残念です。松井さんのお話も学術的で大変役に立つ話でした。
 ◆森田敏男さん 77歳
 (1)南淵先生のお話はとてもわかりやすく面白く拝聴しました。
 (2)役員の皆様には本当に感謝しております。これからもよろしくお願いいたします。感想を書くための下敷きを用意していただき大変助かりました。役員の皆様のお心配りに感謝いたします。
 ◆清水 巌さん 64歳
 (1)前回の講演でも医療ミスの話がありましたが、今回の講演で重ねて医療ミスの恐ろしさを認識しました。南淵先生の医療に対する先進的な考えにはいつも感動しています。
 (2)会員相互に親睦を持つ意味で前に一度実施しました「トン汁会」のような企画を年に1度くらい開催していただけたらと思います。幹事の方は大変お忙しいと思いますが、よろしくお願いいたします。
 ◆手川淳一さん 55歳
 (1)術後初めて出席しました。手術の情報公開がいかに大切か、今までの病院との関係では考えられないことで、あらためて医療の公開の大切さを認識しました。
 (2)最悪の状況から南淵先生と出会い、命拾いをしました。そのことに感謝しながらこれから元気で生活していくためにも、年に2回この会でお話を伺えることが何よりも日々を大切にしていくことにつながり、健康管理に役立つと思います。
 ◆荒木哲夫さん 69歳
 (1)病気を治すには医師の選択が大事で、大学病院が必ずしも優れていないことを学びました。やはり現場の数を経験された先生であることを確認したいと思います。運動、食事のバランス全て本人の心がけ次第です。
 (2)講演会は大変参考になり、今後も期待しています。
 ◆鈴木伸好さん 61歳
 (1)医療事故死の数が多いのには改めて驚かされました。ガン予防については日常生活していく中で本当に参考になるお話しばかりで、感謝しています。
 ◆森井光男さん 71歳
 (1)患者が思っていることを先生がお話してくださるので、本当によい医者に巡り逢えたと思います。毎回、それぞれの専門分野の講師の先生方のお話しも大変参考になります。
 (2)これからも長く続けていただき、広く世に広めていただきたいと思います。
 ◆松岡賢治さん 45歳
 (1)久々に南淵先生のお話が聞けて楽しかった。これからもマスコミを上手く活用して医療技術情報の公開に努めて欲しい。深水氏の話も大変興味深く、8月5日手術をされたのにもう元気なので、自分の時と比べて感心しました。
 (2)これからも有意義な講演会を続けて欲しい。厚生労働省が電子カルテの標準化の検討をしているようですが、世の中における影響は? などに興味があります。
 ◆辻田 博さん 54歳
 (1)成人病の一つである「ガン」についての講演は大変良かった。今後も心臓病だけでなく、「成人病」についての講演も考えてください。
 ◆相澤健一さん 74歳
 (1)南淵先生の講演で今後の医療についての考え方がよく分かった。新聞、雑誌に掲載の記事、今後注意して読んでみます。私は10年前に胃ガンで胃を4分の3切除していますので松井先生の話には大変興味があり、真剣に聞かせていただきました。A型に属していると思いますのでB型になるよう努力したい。 
 (2)会費納入について手数料は無料にならないでしょうか。
 ◆大澤桂子さん 63歳
 (1)毎回ためになる話を聞かせてもらい勉強になっています。心電計の話に興味を持ちましたが、年金生活者にとっては金額が高いように思います。
 (2)会場についてですが、相模原市に「グリーンホール相模大野」というホールがあります。相模大野の駅からも近く、交通の便もいいので検討していただけませんか。
 ◆佐藤幸子さん 53歳
 (1)松井先生のガンの予防についての話は勉強になりました。適度の運動、笑顔がガンの予防になると聞き驚きです。
 (2)会に参加して久しぶりに会えた人もいて嬉しかったです。南淵先生に関わる資料などありましたら、郵送してくださると嬉しいです。
 ◆浅野ナカエさん 
 (1)それぞれの先生方のお話は大変勉強になりました。南淵先生のお話はいつも身内のような気持で聞いています。
 (2)会が重なる毎に内容の充実感を味わいながら帰路についています。手術後4年が経過しております。カテーテル検査のことではつらい日々を送りました。生きていることのつらさも体験しました。しかし最近は多少落ち着いて参りました。心臓は安定していると思います。そんな意味で先生を信頼しておりますし、今少し生きる意欲が出たようです。長い4年間の通院中、たくさんの患者さんの心情を耳にし、心に留めております。誰かに話したいくらいです。
 ◆伊藤功一さん 74歳
 (1)皆さんのお話を聞き、南淵先生のお考えが受け入れられる世になりつつある実感を得て大変嬉しく思いました。心電計の話も良かったです。
 ◆伏見安江さん 77歳
 (1)あたたかい口調でわかりやすく話される南淵先生のお話を聞いて、「考心会」のある有り難さ、心強さを感じました。