「医者まかせ」の態度は一刻も早く捨てよ！
　これまでの日本の医療は、患者の都合より医師の都合で行われてきた。それが少しでも患者サイドに立つ医療に変わりつつあるのだから、患者側も変わらなければならない。それには、なによりも「医者まかせ」という態度を一刻も早く捨てることだ。本書で指摘するさまざまな問題点を頭にいれ、不埒な医者との間で「闘争も辞さず」という態度で臨んでほしい。そうすれば、あなたにあった「名医」が見つけられるだろう。

　本書は「現在の患者はどうあるべきか」「医者選びはどうしたらいいか」「危ない病院や医者をどうやって見破るか」「医療事故にあわないためにはどうしたらいいか」などを検証したものである。

「いい病院、危ない病院はこうして見分けろ!!」
　　　　冨家　孝（医師・ジャーナリスト）
私には権威や名声など必要ない。「よく切れるハサミでありたい」と願った。
　　　　南淵明宏（大和成和病院心臓病センター長）