突然死

南淵明宏著

日本経済新聞社
\1,500(税別)
2003年7月18日
 『ブラックジャックによろしく』のモデルになった心臓外科の第一人者・南淵明宏先生の話題作。
「突然死は医学的な病名ではないため、はっきりした統計もなく定義も曖昧です。新聞の訃報欄を見ても、突然死とは書かれていません。いろいろ病名が書いてありますが、実はその中に突然死が含まれていることが多いのです。本書では私の体験を交えながら、突然死のメカニズムや突然死を防ぐという観点からだけでなく、死について心臓外科医の立場から、いろいろな考察を試みてみました。死について思いを巡らすことは、生きることへのヒントにつながります」(著者まえがき)
内容 第1章/知らないではすまない「突然死」の怖さ。第2章/突然死の「シグナル」に気づこう。第3章/心臓や脳はこうしてある日突然、反乱する。第4章/恐ろしい急性大動脈解離。第5章/睡眠は「突然死」への危険な旅立ち。第6章/ストレスで人は死ぬのか? 第7章/賢く生き抜くための「病院選び」と「医療参加」。