2012年「講演会」開かれる(2012.10.24)

患者同士でコミュニケーション  

.

南淵明宏先生の講演とグループ討論・パネル討論を実施

 考心会の平成24年度講演会が、10月24日午後1時から藤沢市民会館第一展示集会ホールで開かれました。初めての平日開催でしたが、会員120名が出席、東京ハートセンターからも南淵明宏先生、理学療法室の徳田雅直室長、コーディネーター・手術室の深津より子師長の参加をいただきました。開会にあたって吉村悟一会長は、「本日はグループ討論とパネルディスカッションに多くの時間をとることにしました。私たちは明日、何が起こるかわからないというような再発の重みをいつも胸に刻みながら生きています。こういうときは皆さんはどうしているだろう、こういうことは話してあげたいという仲間同士の思いもなかなか伝わらない今日ですので、今日のグループ討論では日ごろ話したい思い、また聞きたいことを、ぜひ時間の許す限り話し合っていただきたい」と挨拶しました。
 続いて大崎病院東京ハートセンター長の南淵明宏先生が講演に立ち、自身が出演するテレビ番組の放送を紹介しながら、「再発や心筋梗塞の予防、炭水化物ダイエット」などについてお話をされました。この後、10組に分かれてグループ討論を行い、討論後、南淵先生と各グルーの代表でパネル討論が行われました。
 参加者は「念願だった私の希望が叶えられ、本当に嬉しく思いました。各人の貴重な体験や患者だけにしか判らない悩みなども伺い、今後の生活や再発予防に生かしていきたい」「グループ討論は患者同士がコミュニケーションをとる場としては、非常に有益でした。今後も続けてほしい」と話していました。

.