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考心会の平成17年度講演会が11月13日午後2時から、大和市生涯学習センターホールで開かれ、会員260人とその家族、病院関係者、一般も含めると約300人の方が出席して盛大に開かれました。 講演会の第1部は、大和成和病院副院長で心臓外科医の小坂眞一先生をお招きし、「心房細動と外科治療」というテーマで講演をしていただきました。小坂先生はスライドを用いながら心房細動の症状や原因、手術の必要性などについてわかりやすく説明、先生が執刀された患者5人の方も壇上に立ち体験談を披露していただきました。 第2部は南淵明宏先生を司会・コーディネーターに、医療ジャーナリストの伊藤隼也さん、患者代表の田国雄さん、大貫武男さんの4人でパネル討論「手術体験で人間的に大きくなる患者」を行い、「心臓病アンケート調査」の結果を踏まえて、病院選びの方法、医療業界の実態、術後の経過と後遺症、運動リハビリテーションなどについて意見交換を行いました。 参加した会員は「先生方のお話はとても分かりやすく、大変参考になりました。毎回趣向を凝らした企画に感謝しています。考心会は患者主体の会なので、機会あるごとに患者の体験や病気に対する考えを聞ける会にしていただきたい」と感想を話していました。 また、当日は南淵先生より会に対して、著書『医者の涙、患者の涙』300冊の寄贈があり、参加された会員一人ひとりにプレゼントされました。 |
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