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考心会の平成24年度(第16回)総会が、5月6日午後1時から大和市保健福祉センターで開かれ、会員256名が出席しました。挨拶に立った吉村悟一会長は、「今年度は会員交流名簿T心のひろばUの作成に取り組みます。病気のこと、その後の生活や趣味のことなどを会員同士が普段着のまま話し合える仲間になろうと作成するもので、個人情報保護法の関連から開示に賛成の方のみを対象に行います。大いに活用して交流を深めていただきたい」と述べ、今年度の事業の一端を紹介しました。 |
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■平成23年度事業報告 総会=5月1日@13時開会(大和市保健福祉センター)出席者286名。第1部=総会。平成22年度事業報告・会計報告・監査報告の承認を求める件、平成23年度事業計画案・収支予算案・役員の一部改選案の承認を求める件が提案され、審議の結果、全会一致で可決承認されました。総会後講演が行われ、南淵明宏先生に「心臓病アンケート調査(2)」に関する考察をしていただきました。第2部は「考心会の今後について」フリートークが行われ、会員募集と入会対策、健全財政の維持と財政の安定化、幹事会の活性化、会員交流のあり方などについて活発な討論が行われ、意見や提案を今後の運営に活かすため、幹事会で検討することになりました(3頁参照)。創立15周年記念事業=「心臓病アンケート調査(2)」の報告書を作成(A4判58頁・2千部)、単行本『心臓病との闘い(2)〜再発にそなえて』を出版(B6判190頁・2千部)。15周年記念講演会=11月3日(祝)13時開会(大和市保健福祉センター)出席者304名。第1部=ミニ講演「15周年に寄せて」南淵明宏先生(東京ハートセンター長)、「心臓手術後の生活について」藤崎浩行先生(相模原協同病院心臓血管外科部長)。記念講演「ブッダの教えで生きるということ」佐々木閑先生(花園大学文学部国際禅学科教授)。第2部=上松美香&藤間仁コンサート(日本を代表するアルパ奏者)。講演・コンサートともに高い評価を受けました。幹事会・役員会=31回(幹事会19回、役員会・その他12回)総会・講演会の企画と準備(案内書・報告書・計画書の作成・発送、「考心」の編集・校正・発送作業)、15周年記念事業の打ち合わせ準備と資料作成。会報=「考心」の発行・第28号(6月5日発行・A4判32ページ・2千部)。第29号(12月11日発行・A4判32ページ・2千部)。ホームページによる広報活動(http://www.koushinkai.net/)=総会・講演会・15周年記念事業などの情報発信と会員募集などを呼びかける。協賛会員・寄付金の募集活動=協賛会員0法人、「心臓病との闘い(2)」の協賛広告募集4件(雑収入44万円)。会員数(平成24年3月31日現在)=一般会員765人(前年度比▲64人)、協賛会員6法人(前年度比▲4法人)平成23年度入会者31人・退会者95人。 ■平成23年度収支報告 収入の部=前年度繰越金97万2千662円、会費221万1千円、協賛会費7万円、寄付金8万4千円、雑収入85万310円、特別準備金繰入190万円、合計608万7千972円。支出の部=総会・講演会費63万5千313円、「考心」発行費72万6千158円、アンケート調査費66万8千610円、体験集『心臓病との闘い(2)』製作・発送費156万669円、会議費23万5千983円、渉外費3万円、交通費14万1千470円、事務費6万6千268円、委託費11万5千41円、手数料4千695円、通信費14万4千540円、慶弔費3万円、傷害保険料7千200円、特別事業準備金30万円、次年度繰越金142万2千25円、合計608万7千972円。財産目録=普通預金残高135万8千790円、現金残高6万3千235円。特別事業準備金160万円。 ■会計監査報告 現金出納帳、預金通帳、現金、総勘定元帳、証憑書類など監査の結果、正確にて誤りなしと認めます(4月1日会計監査浅野武央、田幸子・印)。 ■平成24年度事業計画 総会=5月6日@13時開会(大和市保健福祉センター)256名出席。平成23年度事業報告、会計報告、監査報告、平成24年度事業計画案、収支予算案、会員交流名簿「心のひろば」作成に関する件、役員改選の承認を求める件など6議案を提出、全会一致で可決承認されました。講演「近況報告」南淵明宏先生(大崎病院・東京ハートセンター長)、「救命と延命について」藤崎浩行先生(相模原協同病院心臓血管外科部長)、「心肺蘇生法の重要性について」田中秀治先生(国士舘大学大学院救急システム研究科教授)。講演会=10月24日C13時開会(藤沢市民会館多目的ホール)講演とグループ討論を行います。幹事会・役員会=20回(総会・講演会の企画・準備・考心の発行など)。会報=「考心」の発行(6月、11月)ホームページによる広報活動(会の活動PRと入会の呼びかけ)一般会員・協賛会員の募集活動。 ■平成24年度収支予算 収入の部=前年度繰越金142万2千25円、会費221万1千円、協賛会費10万円、雑収入10万円、合計383万3千25円。支出の部=総会・講演会費110万円、「考心」発行費90万円、委託費15万円、通信費50万円、傷害保険料2万円、会議費35万円、渉外費10万円、交通費25万円、事務費30万円、手数料1万円、慶弔費3万円、修繕費3万円、予備費9万3千25円、合計383万3千25円。平成24年度特別事業準備金160万円。 |
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(1)会員募集と入会対策について 1.会報「考心」及びHP上で入会案内を呼びかける…ポスター作成、入会者の声などを紹介する。 2.病院へ入会の協力をお願いする。東京ハートセンター…入会案内・ポスターと申込書配布。相模原協同病院…入会案内・ポスターと申込書配布。大和成和病院…しばらくの間、考心会とは距離を置きたい。 (2)健全財政の維持と財政の安定化について 1.会員(個人会員)から1口以上の会費を集めたらどうかという提案があったが、会費の公平性から考えてもなじまないので、従来通り1人(1家族)3千円をお支払いいただくことを確認。 2.寄付行為については制限を設けない。 3.協賛会員…従来通り1口1万円とする。 4.会場の確保については公共施設(日曜日)を優先し、抽選もれの場合は、土曜・平日利用も考える。 (3)幹事会の活性化について(若い人を幹事に加え、活性化と若返りをはかる) 1.新幹事を募集する。(平成24年度より新たに2名(佐藤重夫さん、松本司さん)が幹事に就任された。(新役員は27ページ参照) 2.会報「考心」と HPに「幹事会だより」を掲載し、幹事が持ちまわり制で執筆、楽しい幹事会をアピールしていく。第29号より実施。 (4)活動の充実と会員の交流促進について 1.会員同士の交流をはかるために、会員の氏名、住所、電話、メールアドレス、病名などを記入した会員名簿を作成、会員に配布して活用をはかる。実施にあたっては個人情報保護法にもとづく「第三者提供の制限」に該当するため、名簿作成・公開に同意される方のみを対象に行う。平成24年度事業「会員交流名簿 心のひろば」として取り組む。 2.総会や講演会にはグループ討論、パネル討論、体験発表などをできるだけ取り入れる。特にグループ討論は 症例別に小グループ(10人前後)に分け、参加者全員が情報交換のできるきめ細かい対応を行う。平成24年度の講演会(10月24日)より実施する。 3.会員の要望に即した講演会を行うため、心臓病に関連した講演ばかりでなく、他の病気や哲学、宗教、趣味、老後の人生や生き方なども学べる講演会を開催する。平成23年の講演会より実施。 4.インターネット上に考心会専用のブログを設置して、症例別に情報交換や意見などの書き込みができるツールを用意し、活用してもらう。これはHPと同様、PRにも有効な方法であるが、ブログ管理などの課題もあるため、実施時期と内容については引き続き幹事会で検討する。 5.講演会のほか、音楽会、落語、漫才、朗読、詩吟、マジックなど会員が楽しめるイベントを取り入れる。プロばかりでなく、会員の中で趣味や特技のある方にも協力をお願いして実施する。 6.その他 東日本大震災の被災地へ義援金を贈ってはという提案があったが、寄付は個々人の意思の問題で会費を義援金に当てるのは会費の目的外使用にも当たるため、拠出はしませんでした。(※平成23年度総会でフリートーク「考心会の今後」について提案された事項を幹事会で検討した結果です) |
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