第9回総会(2005年5月8日・藤沢市民会館)

心臓病アンケート調査まとまる
南淵先生が解説、倉田・藤崎両先生・深津・岡本両看護師長もコメント 

 考心会の平成17年度(第9回)総会が5月8日午後2時より藤沢市民会館小ホールで開かれ、会員205名とそのご家族、大和成和病院からも南淵先生はじめ医師、看護師、職員のご出席をいただき盛大に開催されました。
 総会では平成16年度事業報告、会計報告、監査報告、平成17年度事業計画、予算案の説明が行われ、すべての議案が原案通り全会一致で可決承認されました。
 平成16年度は、新入会員が100名ほど増え、現在800名を超える大所帯となってきました。来年度は会発足10周年を迎えるため記念事業を実施する予定で、今年度中に事業計画をまとめます。
 総会後は、本会の顧問であります大和成和病院心臓病センター長の南淵明宏先生を講師にお招きして「講演会」を開催いたしました。南淵先生は昨年12月に考心会が全会員を対象に行った「心臓病アンケート調査」の結果をスライドにまとめ、パワーポイントを用いながら医師としての立場から解説・コメントされました。また、倉田篤先生、藤崎浩行先生、岡本暁子看護師長、ケアコーディネーターの深津より子看護師長も、会員アンケートに対してご感想やご意見を述べられました。
 参加した会員の1人は、「アンケートの集計結果を興味深く拝聴しました。術後の後遺症など、当時、私が感じていた痛みや不安を皆さんも同じように感じていることが分かり、安心しました。また、手術をしてくださった先生方のお話や看護師さんからもとても前向きなお話をいただくことができて、大変有意義な講演でした」と感想を話していました。(写真はあいさつする頓宮雄三会長)

古川知子さんご逝去

 大和成和病院のケア・コーディネーターとして患者と南淵先生の間に立ってご活躍され、また「考心会」に対しても会の発展にお力添えをいただきました古川知子さんが、昨年12月12日、病気のためお亡くなりになられました。明るく優しいお人柄で、患者の誰からも好かれ、皆様に愛されていただけに残念でなりません。総会では頓宮会長が会員の皆様にご報告を申し上げ、出席者全員で黙祷をささげご冥福をお祈りしました。